<フェニックスリーグ:ロッテ1-7ソフトバンク>◇22日◇天福

 ソフトバンク大隣憲司投手(28)が8回に2番手として登板。3人斬りで無失点に抑えた。

 背骨付近の靱帯(じんたい)が硬くなり神経を圧迫する黄色靱帯(じんたい)骨化症を発症。6月21日に手術し、実戦登板は5月31日広島戦以来、144日ぶりとなった。

 「本当に思っていたより早く復帰することができた。この時点でマウンドに上がれる喜びが強い。家族、病院の方々、球団にこれまで支えてもらったので、その気持ちに応えたい」と明るい表情が戻った。わずか5球、最速は135キロ止まりも試合で投げたことがなによりの収穫だった。

 今後、フェニックスリーグで1、2試合登板を重ねる。来季2月1日のキャンプインからのA組(1軍)入りで完全復活を狙う。