中日荒木雅博内野手(36)が5日、名古屋市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、6800万円減の1億200万円でサインした。

 先に更改した小田幸平捕手(36)と同じく、減額制限(年俸1億円を超える選手は40%以下)いっぱいの下げ幅となった。今季は105試合に出場したが、故障や不調で01年以来、12年ぶりに規定打席に到達せず。18年目で最大の40%ダウンに荒木は「チームの成績がBクラスで、自分の成績もこうなので納得して判を押しました」とコメントした。また、退団が決まった井端弘和内野手(38)については「アライバは井端さんが引っ張ってくれた。今は感謝の気持ちと寂しい気持ちでいっぱいです。まだ(直接)電話でも話はできていない。これからです」としんみりだった。(金額は推定)