中日堂上剛裕外野手(28)が5日、名古屋市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、野球協約の減額制限いっぱいの25%減となる675万円ダウン、2025万円でサインした。

 今季は右肩の故障などで44試合の出場にとどまり、打率1割9分5厘、1本塁打、6打点の成績。「今年は全然(活躍)できなかったので当然」とサバサバ受け止めた。減額ぎりぎりでの更改は、小田幸平捕手(36)、荒木雅博内野手(38)に続いてこの日3人目。堂上剛も10年目で初めての屈辱となったが「来年は優勝したい。一番いい年にしたい」と気合を入れ直していた。(金額は推定)