プロ野球の守備のベストナインを表彰する三井ゴールデングラブ賞が7日に発表され、楽天の田中将大投手が3年連続3度目の受賞となった。

 球団創設9年目で初めてパ・リーグを制した楽天からは嶋基宏捕手と藤田一也二塁手も選ばれた。パで同一チームのバッテリーが同時に受賞するのは1998年の西武の西口文也投手と伊東勤捕手以来。

 セ・リーグ優勝の巨人からは阿部慎之助捕手、ロペス一塁手、村田修一三塁手、長野久義外野手と球団別で最多の4人が選ばれた。初めてクライマックスシリーズに進出した広島からは前田健太投手、菊池涼介二塁手、丸佳浩外野手が受賞した。

 初受賞は西武の浅村栄斗一塁手、秋山翔吾外野手、ソフトバンクの今宮健太遊撃手ら8選手だった。

 選考は全国の新聞、通信、放送各社のプロ野球担当者の投票で行われ、有効投票数はセが261、パが227だった。