ついに、ついに捕ったどぉ~!

 DeNAの入来祐作1軍用具担当(41)が、奄美大島秋季キャンプ6日目の10日、“本命”のウナギを捕獲した。

 前日9日の練習後に、球場近くの川に、新たにテナガエビを餌にした仕掛けを設置し、これで見事にゲット。見守った中畑清監督(59)と声をそろえて、「捕ったどぉ~!」と絶叫した。

 この日は、あえて仕掛けをそのままにしておく予定だった。しかし、練習前散歩中の中畑監督から、「見せてくれよ」と促され、前日取り逃がした現場へ。するとしっぽを発見。このウナギを何とか捕獲しようと格闘していた。

 その時だった。上流の仕掛けをチェックしにいったアルバイトから、「捕れてますよ~」の声。「マジで?

 マジで?

 やった~!

 マジで?」と叫び、はだしのまま約20メートルをダッシュ。ついに求め続けた愛しの“本命”との対面を果たした。「興奮するわ。やっぱおるんやなあ」と笑顔でしみじみ。中畑監督も「すごいな!

 やったな!」と大興奮だった。

 現場に立ち会った池田球団社長は、「これで、Tシャツ決定ですね。よし、作ってもらおう」と、前日にプランを口にしていた“うなぎ上りTシャツ”の製作も確定。続けて「入来さんだけうなぎ上りじゃ、しょうがないですからね」と、チームのうなぎ上りにも、期待を込めていた。

 捕った獲物は「かば焼きでしょう」(入来)。“ネーチャー入来”は満面の笑みで、誇らしげに鍛え上げた大胸筋を張っていた。