DeNA高城俊人捕手(20)が20日、横浜市内の球団事務所で契約交渉を行い、100万円増の900万円で更改した。

 2年目の今季は球団史上最年少で開幕スタメンマスクをつかむも、打撃不振もあり7月26日に2軍降格。そのままシーズンを終えた。

 「今年はものすごくいいスタートを切ることができましたが、順位が決まっていない状態での先発は初めてだった。勝ち負けや点差を考えてリードが慎重になって、失点が多くなると、それを引きずって打席に入って…。悪循環になって自分を見失っていた。勉強も足りないし、練習が足りないということ。このオフは不安がなくなるくらい練習して春のキャンプに入りたい」と表情を引き締めた。

 正捕手奪取に向け「やらなきゃいけないことは分かっている。(来年)3年目という危機感もある。自分のやるべきことをしっかりやって、どんどんアピールしていきたい」と力を込めた。(金額は推定)