セ・リーグ新人王のヤクルト小川泰弘投手(23)が10日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、4400万円増の5600万円(金額は推定)でサインした。

 04年に新人王となった川島亮の4200万円を抜き、新人の球団史上最高額に到達した。小川は「新人王も決まったし5000万円は超えてくれればいいかなと思っていた。最大限の評価をしていただいて感謝しています」と喜びを口にした。

 年内は走り込み重視の練習を続ける予定。「もう1度、1年間戦いきる体力をつけるためにも、ウエートや走り込みをしながらケアもしたい。あとはアウトローの直球がまだまだ精度がない。きっちり投げきる制球をつけて投球の幅を広げたい」と、オフの課題を挙げた。