阪神に新加入した呉昇桓(オ・スンファン)投手(31=韓国サムスン)が12日、本拠地の甲子園球場を初訪問した。

 一塁側アルプス席から現れ、グラウンドに足を踏み入れたあと、一塁側ベンチもチェックした。「甲子園はテレビでしか見たことがなかった。お客さんがいるなかでセーブを挙げるイメージをしているところです。韓国では3年連続で優勝できた。個人的には4年連続優勝も狙っていきたい」と表情をほころばせた。

 韓国球界最多の277セーブをマークした実力者。「全体的に施設を見て問題ないし、満足できました」と話し、チームを優勝に導く来季の活躍に思いをはせていた。13日には大阪市内のホテルで入団会見に臨む。