楽天鉄平外野手(30)とオリックス後藤光尊内野手(35)との交換トレードが両球団で合意に至ったことが19日、分かった。

 内野手の層を厚くしたい楽天と、打線強化が課題だったオリックスの思惑が合致したとみられる。同日午後にも発表される。

 鉄平は2009年に首位打者を獲得したが、今季は島内や岡島ら若手の台頭で出場機会を奪われ、54試合の出場にとどまり、打率2割4分に終わった。日本シリーズにも出場しなかった。

 後藤は02年にオリックスに入団。11年に打率3割1分2厘をマークするなど活躍したが、今季は打撃不振で69試合で打率2割4分3厘だった。