日本野球機構(NPB)は7日、昨年12月に初開催した「アンパイア・スクール」の修了生から、2軍の試合に出場する育成審判員として青木昴氏(20)、小石沢健氏(22)、国内の独立リーグに派遣する研修審判員として片桐健氏(20)、水口拓弥氏(19)と契約したと発表した。

 青木審判員はイースタン・リーグ、小石沢審判員はウエスタン・リーグに出場し、片桐審判員はルートインBCリーグ、水口審判員は四国アイランドリーグplusに派遣される。4人は3年をめどに1軍に昇格できるか判断される。井野修審判技術委員長は「1期生で期待は大きい」と話した。

 NPBは昨年、審判員養成のためのスクールを新設。女性を含む52人が参加し、高評価を受けた4人がキャンプで最終テストを受けていた。