阪神は、30日の巨人戦で救急搬送されていた西岡剛内野手(29)が31日も都内の病院に入院すると発表した。

 この日は再検査を実施。脳のMRI検査とCT検査を受けたが、脳への異常はなし。また、30日に受診した際に診断されていた鼻骨骨折と左肩鎖関節脱臼以外に新たな症状は出ていない。この日も安静を保つため、都内の病院に入院。登録抹消も見送られ、4月1日以降の動きは回復状態を見て判断することになった。

 30日の巨人戦で2回、二塁守備で飛球処理を試みた際に右翼福留と交錯して後頭部を強打。救急車で途中退場していた。

 西岡は球団広報を通じて「昨日は皆さんにご心配をおかけしました。スタンドの阪神ファン、巨人ファンの皆さんの声援は聞こえましたし、本当に心強かったです。改めてありがとうございます。まだ退院できていませんが、早くグラウンドでファンの皆さんに恩返しがしたいと思っています」とコメントした。