左膝手術のため戦線離脱しリハビリ中の日本ハム稲葉篤紀内野手(41)が5日、札幌市内にある「豊平川さけ科学館」で行われたサケの稚魚体験放流に参加した。

 同館の脇を流れる真駒内川で、チームOBの金村暁氏(38=日刊スポーツ評論家)とともに稚魚を放流。毎年、約5万匹を放流し、約3~4年後の秋に約1000~2000匹が親サケとなって豊平川に帰ってくるという。金村氏は「今日、放った稚魚が一匹でも多く立派なサケになって戻ってきてほしい。稲葉さんは3、4年とはいかないので、1日も早い復帰を願っています」と大ベテランにエール。稲葉も「ファンの方も稲葉ジャンプをしたくてウズウズしていると思うので1日も早く復帰したい」と、早期復帰を誓っていた。