<日本ハム3-4ロッテ>◇18日◇札幌ドーム

 日本ハム中田翔内野手(25)が自らの「怠慢プレー」を敗因に挙げた。

 先頭打者の6回に中堅フェンス直撃の二塁打で出塁。2-2の同点の展開を打破できそうだったが、ボーンヘッド。続くミランダの左飛をハーフウエーで見届けたところまでは定石通りだったが、緩慢な帰塁がアダに。ロッテ左翼手の角中が二塁へ返球し、慌てて戻ったが間に合わずにアウトになった。接戦、勝ち越しムードに水を差し「ただ単に、油断していただけじゃないですかね。それしかないです」。

 帰塁でスライディングもしない消極的姿勢は守備でもみられた。8回、先頭のロッテ岡田の遊撃後方への飛球を左翼の中田と中堅の陽岱鋼、遊撃の大引がお見合い。二塁打とされた。失点にはつながらなかったが、チームは最終的に逆転負け。「今日は、僕のせいで負けましたね。それだけです」。今季初の6連勝も逃し、交流戦前最後のリーグ戦は後味の悪さが残った。