<オリックス0-1巨人>◇31日◇京セラドーム大阪

 オリックス金子千尋投手(30)が9回を無安打無得点に抑える好投も、味方打線も無得点に抑えられ、快挙達成はならなかった。イニングをまたいで4者連続三振と抜群の立ち上がりを見せ、四球と失策で招いた3回1死二、三塁も三振と一直で切り抜けた。9回裏1死二塁で代打を送られ、味方の攻撃にベンチで声援を送ったがサヨナラはならず。逆にチームは延長12回に亀井に決勝弾を許し、敗れた。

 今季最多144球を投げ、11三振を奪った金子は「ノーヒットだったのは知っていましたが、最後まで意識はしませんでした。とにかくゼロに抑えることだけを考えていました」と語った。