<日本ハム6-2広島>◇4日◇札幌ドーム

 日本ハム大谷翔平投手(19)が5回3安打1失点で5勝目(1敗)を挙げた。初回にプロ入り後の最速となる160キロをマークするなど快投。2回は先頭のエルドレッドに18号ソロを浴びたが、崩れなかった。プロ最多タイの10三振も奪った。

 「真っすぐで空振りを取ることがテーマだったので、その点では良かったかなと思います。本塁打は一番やっちゃいけないと反省していますが、カーブが要所で使えて、比較的納得いく球が多かったかなと思います」と振り返った。

 5回には大量5得点の猛攻の口火を切る二塁打も放ち「落ちてくれ、という気持ちだった。そこから(猛攻が)始まってくれてよかった」と笑顔だった。