<日本ハム1-2巨人>◇11日◇札幌ドーム

 日本ハム大谷翔平投手(19)が7回、アクシデントで降板した。1死後の8番ロペスに5球目を投げた際に右ふくらはぎがつった。治療のためベンチに下がり、そのまま交代が告げられた。6回1/3を4安打1失点だった。降板後はトレーナー室でアイシングを施した。

 1回には自身最速タイとなる160キロをマークした。2死から巨人の3番アンダーソンに対してカウント0-1からの2球目に記録。アンダーソンは打ち損じて二ゴロに終わった。

 2回は1死から阿部に159キロの直球を中前打、続く亀井に158キロの直球を右中間へ運ばれ先制の適時三塁打を許した。3回以降は立ち直り、快調な投球を続けていたが無念の降板となった。「これから7、8、9(回)といくところだったので、それ(右足をつったこと)は考えなきゃいけない」と振り返った。