<日本ハム7-6ヤクルト>◇14日◇札幌ドーム

 日本ハムの下位打線が連打を浴びせ、試合を振り出しに戻した。2点を先制された直後の2回1死一塁。6番、石川慎吾外野手(21)のフェンス直撃の右中間適時二塁打で1点を返した。「とにかく中途半端なバッティングだけはダメだと自分に言い聞かせていきました」。12日に1軍再昇格後、初のスタメン抜てきに応えた。

 なお1死二塁で7番の大野奨太捕手(27)が左翼線への適時二塁打。「(石川)慎吾がつないでくれたので、その勢いで打てました」と連係プレーで同点とした。不動のリード・オフ・マン陽岱鋼外野手(27)が左膝上部の裂傷で欠く“急造”の上位打線を盛り立てた。