<日本ハム7-6ヤクルト>◇14日◇札幌ドーム

 日本ハムの「中の島コンビ」が、そろってお立ち台に立つ活躍を見せた。

 3回無死三塁に、大引啓次内野手(29)の中前適時打で勝ち越しに成功。5回には右翼ポール直撃の4号ソロアーチを架けた。「距離はいってくれるのでは…と思った」とホッとしていた。

 もう1人のヒーロー、石川慎吾外野手(21)は2点を先制された直後の2回1死一塁。左中間を破る適時二塁打で追撃ムードを高めた。1点リードの7回1死三塁では右前適時二塁打をマーク。「昨日より今日、今日より明日とやっている」と地道な成果が実を結んだ。大引、石川慎ともに2打点の奮闘で連敗は2でストップした。

 奇遇にも前日13日の小学校訪問でコンビを組んだ2人。石川慎は「(訪問した小学校名の)中の島コンビで~す」と笑顔だった。