プロ野球の真夏の祭典で注目の投げ合いが実現する。日本ハムの大谷翔平投手と阪神の藤浪晋太郎投手が、19日のマツダオールスターゲーム2014の第2戦(甲子園)で先発することが17日、決まった。指揮を執る全セの原辰徳(巨人)、全パの伊東勤(ロッテ)両監督が明らかにした。

 2年目でチームの主力として活躍している20歳の2人。2012年春の選抜高校野球大会1回戦で顔を合わせ、藤浪投手を擁した大阪桐蔭高が大谷投手の岩手・花巻東高に9-2で勝利した。プロ入り後は昨年5月26日に投打の「二刀流」をこなす大谷投手が打者として藤浪投手から2安打をマーク。公式戦での投げ合いはまだないが、オープン戦では今年3月8日に甲子園で先発として対戦している。

 大谷投手は6月18日の阪神戦(甲子園)で球速160キロを1試合で2度マークした。夢の舞台でスピードにも関心が集まる。