プロ野球の12球団代表者会議が11日、東京都内で開かれ、現行24試合制の交流戦を来季から18試合制に削減することで合意した。

 セ・リーグ側が縮小を強く求め、現行制度維持が基本線だったパ・リーグ側が受け入れた。

 24試合制では各カード4試合(ホーム、ビジター各2試合)だったが、18試合制では各カード3試合となり、隔年で本拠地と敵地で3連戦を戦う形に変わる。これに伴い、リーグ戦が24回戦制から25回戦制となり、レギュラーシーズンの試合数は144から143に変更される。

 交流戦は2005年に36試合制で始まり、過密日程解消などを理由に07年から24試合制となり、来季からは当初の半分の試合数となる。

 24試合制は2連戦で移動日を挟むため、セ側は日程が間延びする点などを問題視。加えて日本代表の国際試合を行う11月の日程に余裕を持たせるために強く削減を要望したが、現行制度を支持するパ側と平行線をたどっていた。パ理事長のオリックスの村山良雄球団常務は「パには反対意見もあったが、日程の問題だから方向性は12球団が力を合わせないといけない」と説明した。