広島ドラフト3位の田中広輔内野手(25)が試合前の守備練習中に頭部を負傷し、出場選手登録を抹消された。

 遊撃ノックを受けていた時、フリー打撃のライナーが額の上部分を直撃。その場に倒れ込み、ストレッチャーでベンチ裏へ。縦に裂傷を負って出血しており、救急車で広島市内の病院に運ばれた。

 「前頭部挫創」と診断され、傷口を14針縫った。脳骨に異常はなく、全治1週間の見込み。この日は大事を取って入院した。野村監督は「(チームとして)痛いけどね。(最短10日間での復帰も)無理をさせるつもりはない」と心配顔だった。