阪神日高剛捕手(37)が3日、兵庫・西宮市の球団事務所で現役引退を表明し、会見を行った。

 オリックスで17年、阪神で2年プレーし、1517試合に出場した。今季は5月27日に1軍昇格したが出場は2試合に止まり、6月10日に出場選手登録を抹消。「プロ野球選手である以上、1軍で戦力にならなければいけない。1軍に1回しか上がれず、戦力になっていないんじゃないか、もう潮時じゃないかと考えました」と理由を明かした。

 2年間在籍した阪神のファンには「いいときも悪いときも声援を送っていただいてありがたかった。その声援を受けながら幸せを感じました。感謝の気持ちで一杯です」と思いを語った。