中日、阪神で活躍した大豊泰昭氏が18日午後10時41分、急性骨髄性白血病のため名古屋市内の病院で死去した。51歳だった。

 ◆大豊泰昭(たいほう・やすあき)本名・陳大豊。1963年11月15日生まれ、台湾・南投県埔里鎮出身。王貞治にあこがれ、華興高から84年に来日して名古屋商大に進学。球団職員を経て88年ドラフト2位で中日入団。94年に本塁打&打点の2冠王。97年オフに阪神移籍。01年中日復帰。02年引退。中日アジア担当スカウトとなった。プロ14年間の通算成績は1324試合、277本塁打、722打点、打率2割6分6厘。ベストナイン1度、球宴出場3度。現役時代は185センチ、95キロ。左投げ左打ち。