阪神平野恵一内野手(32)が12日、球団事務所で2度目の契約更改交渉に臨んだが、サインは保留した。昨年12月の交渉では2000万円増の1億8000万円プラス出来高払いの提示。前回同様に出来高払いの部分を基本年俸としてほしいと主張したが、明確な回答は得られなかったもようだ。また、交渉役の球団本部長が年をまたいで交代したことも慎重な姿勢の理由に挙げた。「高野本部長とは初めてだったので、あらためて自分の主張をさせていただいた。いい話し合いはできたので次に期待したい」と話した。