東京6大学野球春季リーグが14日、神宮で開幕する。春3連覇を狙う慶大は13日、横浜市内の同大グラウンドで、恒例のだるまの目入れを行った。今秋ドラフト候補の山崎錬主将(4年=慶応)が代表して墨を入れ、優勝を祈願。江藤省三監督(69)の就任以来、リーグ戦は優勝→2位→優勝と常にトップ争いをしてきたが、昨秋は打線が振るわず5位に陥落した。

 チーム一の勝負強さを持つ山崎は「去年の伊藤(隼太=阪神)さんの数字を超えたい。打率4割4本塁打15打点が目標」。2年前の東大戦でノーヒットノーランを演じたエース左腕、竹内大助投手(4年=中京大中京)も「自分ができることを100%出したい」と意気込んだ。