<東京6大学野球:法大3-2慶大>◇第3週初日◇22日◇神宮

 法大が3-2で慶大を下し、開幕3連勝を飾った。先発の船本一樹投手(3年=桐蔭学園)が、6回を5安打6奪三振2失点と粘りの投球を見せた。通算2勝目だが、先発としては初勝利。「東大戦の後に先発があるかもと言われていたので、心の準備はできていた。春は先発で結果が出なかったけど、今日はよかった。いつも神宮では力むので、今日は力まないように投げた」と笑顔を見せた。

 金光興二監督(57)は「船本はオープン戦で状態が一番良かった。ボールはいいので、自信になるといい。彼が計算できれば、投手陣全体が楽になる」と目を細めていた。