<福岡6大学野球:九州共立大6-2福岡教大>◇7日◇福工大野球場

 今秋ドラフトの1位候補、九州共立大の大瀬良大地投手(4年=長崎日大)が大学最後のリーグ初戦、福岡教大戦で自己最多に並ぶ16三振を奪った。

 ネット裏にはソフトバンク、阪神、巨人など10球団のスカウトが集結。熱い視線の前で奪三振ショーを展開し、7安打2失点完投で6-2で勝利し、大学通算35勝目をあげた。

 大瀬良は「調子よかったんで、気持ちよく投げられた」。仲里清監督(59)も「1、2年ぶりにいいボールだった。納得いく投球ができたはず」と満足顔。今秋ドラフトの主役の1人は「楽しみは楽しみだが、今はリーグ戦のことしか頭にない」と話した。