<東都大学野球:拓大3-2亜大>◇第6週第2日◇14日◇神宮

 拓大が亜大に雪辱して勝負を3回戦に持ち込んだ。1回に4番の末広瞭介一塁手(4年=中津北)が3ランを放って先制。リードをもらった先発の佃勇典投手(4年=広島商)が力投。8回に1点差まで詰め寄られたが、無四球完投で逃げ切り、今季3勝目をつかんだ。

 内田俊雄監督(67)にとって、かつて率いた母校からの初勝利にもなった。同監督は「佃に尽きる。粘り強いピッチングをしてくれた」と116球完投の右腕をたたえた。