<阪神大学野球:大体大2-1関西国際大>◇第8週1日目◇24日◇南港中央

 大体大が接戦を制し、2季連続34度目の優勝に王手をかけた。

 年明けから右肩痛に苦しんでいたエース酒居知史投手(4年=龍谷大平安)が、今春リーグ戦に初登板。8回に1点を失い同点に追いつかれたが、9回裏1死満塁で庄子哲徳外野手(2年=奈良大付)が左前にサヨナラ打を放った。

 殊勲打の庄子は「サヨナラ打は野球人生初めてです。井上さんらが歩かされて、おいしい場面が自分に回ってきたと思っていました。いいところに落ちてくれました」と声を弾ませた。