<オープン戦:中日3―4日本ハム>◇2日◇北谷

 平田がチームの救世主になった?

 沖縄最終日となったオープン戦で、落合監督はとんでもない「罰ゲーム」を用意していたという。それは「負けたら宿舎まで走って帰る」。球場から宿舎まで約17キロ。1カ月の猛烈キャンプの最後にこれではあまりにも過酷。実際、05年秋季キャンプ最終日と、昨年も中田と朝倉の2人が命じられていた。3-4で敗れた後、平田は「走って帰らないといけないかもしれません…」と青ざめていたが、なぜか罰走は免除に。関係者は「完封負けなら走って帰るという意味だったのでは」と説明。どうやら、チーム初打点を挙げた平田のおかげで全員が救われたようだ。