<広島0-7中日>◇13日◇広島

 中日打線が今季最多17安打で7点をもぎ取った。初回1死から井端、李、ウッズの3連打で1点先制。さらに6番森野が右前タイムリーで2点目をもぎ取る。3回に1点を加え、5回にはウッズの3号ソロと谷繁のタイムリーで2点を追加。先発長谷川に10安打を浴びせ、5回5失点でKOした。6回には2番手青木高に4安打を浴びせ2点を追加。最後まで攻撃の手をゆるめなかった。

 広島投手陣に雪辱した。13日の同カードは6安打1点止まり。今季ワーストの3併殺を記録するなど、投手陣を援護できなかった。左前打1本に終わった2番井端は、この日今季最多4安打と発奮。「1日1本しか打てなくてフラストレーションがたまっていた。マルチ(2安打)を打とうを思ったら2打席で打てたけど」。投手以外は先発全員安打。胸のすくような「倍返し」となった。