<ウエスタン・リーグ:中日3-0ソフトバンク>◇1日◇雁の巣

 故障で2軍調整中の中日井端弘和内野手(33)と森野将彦内野手(29)がそろって実戦復帰した。1日のウエスタンリーグ・ソフトバンク戦にスタメン出場し、ともに1安打を記録した。

 左足を痛めていた井端は「3番遊撃」で先発。2打数1安打で、5回裏の守備からベンチに下がった。6月15日オリックス戦以来16日ぶりの実戦を終えて「明日からは徐々にイニングを伸ばしたいです」と意欲的に話した。

 左足ふくらはぎ肉離れの森野は「4番中堅」で出場。6月30日にはDHで出場する考えを示していたが、守備にもついて3打数1安打。7回の第3打席で左前打を放った直後に代走を送られて交代。「やっと野球ができるようになりました。まず第1歩です」と、5月14日ヤクルト戦以来47日ぶりの試合の喜びを口にした。

 両選手の回復が順調なら、4日からの巨人3連戦(ナゴヤドーム)での1軍復帰も視野に入る。落合監督は「知らない」と話すにとどめたが、井端と森野が戻ればベスト布陣がそろう。