北京五輪日本代表の星野仙一監督(61)は25日夜、日本テレビの「ZERO」に急きょ出演し、五輪の敗因や今後について話した。

 来年3月開催のWBCの監督候補に名前が挙がっていることに関しては「負けた監督にチャンスをあげようという考えかもしれないが、今は何も答えようがない」と語った。

 4勝5敗で金メダルを逃したことについて「(チームを)ピークにもっていけなかったわたしのミスです」とあらためて謝罪。東京6大学の同期生だった田淵ヘッド、山本守備走塁コーチの「仲良しトリオ」で臨んだことへの批判には「確かに仲は良いが、野球に関しては真剣に意見を言い合っている。年下(のコーチを起用すると)イエスマンになる可能性もある。仕事は仕事としてやっている」と反論した。

 最後には「結果がすべての世界だから(負けたら)たたかれるのはわかっている。でもどんどんたたかれるぐらい勝負したい。夢を持たなきゃいけない。これからも前へ進んでいこうと思います」と前向きに語った。