中日ウッズが25日の巨人戦後、来季について初めて口を開いた。「今年の年俸は700万ドル(約6億6500万円)。これが300万ドルに下がるならばかげている。移籍の可能性?

 金次第だな」。今季年俸を公にした上で、減俸なら退団も辞さずの姿勢を示した。今季は35本塁打を放ちながら打率2割7分6厘、77打点と低迷した。この日の6回、左中間席の看板を直撃する150メートル弾を放つなどCS7試合で5本塁打と復調したが、減俸は避けられない状況。西川球団社長は「来季の戦力として見る場合、1年間コンスタントに働けるかが大事になる。交渉するとしても年俸が今年のままというわけにはいかないし、交渉しない可能性もある」と話した。関係者には引退の可能性ももらしており、去就が注目される。