「横浜野口」の誕生が秒読み段階に入った。横浜は1日、横浜市内のホテルで阪神からFA宣言した野口寿浩捕手(37)と2回目の交渉を行った。2年1億5000万円(金額は推定)の条件は提示済み。この日は細かい詰めを行ったが、野口の気持ちは、すでにハマの一員だ。30日に横浜残留を決めた三浦の印象を問われると「阪神に強くて、いい投手。バッテリーを組む機会があれば、いろいろ話をしたい」。さらに「横浜の捕手?

 ぼくのいいところも、悪いところも見てほしい。これじゃ、決まったみたいだね。しまったなあ」と1人ツッコミまで飛び出した。「最後は家族と相談しますが、近日中には決めたい」と、4日にも横浜に移籍の意思を伝える。