もうアカンって言ったら、アカンで…。日本ハムが来季から「関西弁」のNGワード化を検討していることが2日、分かった。大阪生まれのダルビッシュ、大阪桐蔭出身の中田ら人気選手をはじめ、近鉄OBの梨田監督を含めて関西にゆかりがあるメンバーが多数在籍。公の場で方言で発言することがあり、北海道の本拠地イメージが薄れると不評の声が上がっていた。

 球団幹部は「北海道のイメージを連想できない。細かいことだが、そういう部分も大事」と意図を説明した。お立ち台などで、ありのままの言葉、受け答えの方が選手の個性が感じられ、逆に親近感がわくという意見が一方にあるのも事実。またすべてを規制してしまうことは不自然さにつながるため、当面は公式行事、記者会見などの場での標準語、または北海道弁推進からスタートしていくつもりでいる。あくまで個々の自浄努力のため強制ではなく、意識改革を重点に進めていく。