広島が来季の新外国人選手として、今季レイズに所属したスコット・ドーマン投手(30)の獲得を目指していることが12日、分かった。ドーマンは150キロ台の速球とスライダーが武器。今季はレイズで12試合に登板し、2勝0敗、防御率6・14。球団は残留が決まっているシュルツに続くセットアッパーとして期待している。

 球団幹部は「彼はセットアッパータイプ。一時的に抑えもできると考えている。(抑えの)永川には全幅の信頼を置いているが、選択肢を広げようということ。後ろの投手を厚くすれば、若い先発投手を助けることができる」と期待を寄せた。