西武からポスティングシステム(入札制度)でメジャー移籍を目指す三井浩二投手(35)の進路が、年内中に決定する日程調整が進められていることが16日、分かった。メジャー関係者によると、米東部時間の18日午前9時(日本時間19日)に入札がスタート、同23日(日本時間24日)に締め切られるという。

 入札の結果は、締め切り当日となる日本時間の24日にもNPBに伝えられ最高金額が判明する。その後、西武球団の了承が得られれば、年内にも正式に移籍先が決まる運びとなる。現時点で三井の代理人を務めるマイク・シールズ氏のもとには複数の球団から獲得に興味を示す意思が伝えられているという。

 三井はこの日、所沢市の西武第2球場で汗を流した。現在チームはハワイへ優勝旅行に出掛けているが、来季の目標に向けて黙々と走り込んだ。今後の入札の展開について「楽しみでもあり、不安でもありますが、今はじっと待つことしかできない」と話した。