阪神の「G倒新年会」が来年1月6日に大阪市内の高級ホテルで行われる。坂井信也オーナー(60=電鉄本社社長)が今オフの補強状況や選手育成の方針などで現場と意見を交換する場を求めていた。南信男球団社長(54)や真弓明信監督(55)ら現場トップを含むチーム首脳が出席を予定。09年シーズンに向け一致団結する。

 新年早々という開催時期にV奪還への“熱”が伝わる。電鉄本社や球団の仕事始めが5日。その翌日にいきなり「打倒巨人」をブチ上げる。セ・リーグ3連覇を目指す巨人はここまでFA補強、新外国人の獲得を封印。現有戦力で戦う方針を示しているが、坂井オーナーは「ドラフト、FAが終わって、これで大丈夫なのか、監督もまじえて打ち合わせをせなアカン」と話している。新外国人としてメジャー89発のケビン・メンチ外野手(30)を獲得したものの、来年開幕まで補強を進める方針。特に投手陣補強は課題で、巨大戦力の巨人に対抗するためフロントが真弓新体制をバックアップする

 [2008年12月28日9時43分

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