オリックスが楽天を戦力外になったホセ・フェルナンデス内野手(34)の獲得に乗り出していることが5日、分かった。西武、楽天の6年間で打率2割9分3厘、159本塁打、544打点の大砲を新5番候補と期待。この日、京セラドーム大阪内の球団事務所で年賀式に参加した中村球団本部長は、実名こそ伏せたが「お年玉。かなりの手応えはつかんでいます」と秒読み段階であることを明かした。獲得となれば、超重量打線が形成される。4番ローズをはじめ、カブレラは西武で、ラロッカは広島で、フェルナンデスは楽天でと、全員が4番経験者。4人合わせた日本での通算本塁打は1014本と破壊力抜群だ。

 またメジャー通算171本塁打のリチャード・ヒダルゴ外野手(33=元レンジャーズ)の獲得にも、本腰を入れていることが判明した。

 [2009年1月6日8時42分

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