阪神の左の大砲、林威助外野手(30)が2軍鳴尾浜から虎視眈々(たんたん)と1軍昇格を狙っている。オープン戦の打率が8分8厘と絶不調。無念の2軍スタートを言い渡されたが、バットのモデルチェンジを行うなど試行錯誤を繰り返し、不振を脱出した。現在2軍戦では主に4番を任され、リーグ6位の打率3割1分8厘と好調。「今はもっと確実性を上げることに重点を置いている。やっぱりそこを上げていかないとダメですから」。上昇カーブを描いている打撃で、1軍からの招集を待つ。

 [2009年4月28日10時25分

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