広島のドラフト上位指名の有力候補に中京大中京高の堂林翔太投手(3年)がリストアップされていることが26日、分かった。

 今秋ドラフトでの広島の補強ポイントは、左腕投手と右の強打者。左腕投手としてはMAX152キロを誇る菊池雄星投手(花巻東3年)らがリストアップされているが、右打者の有力候補が堂林だ。

 堂林は今春のセンバツに出場。エースとして活躍する一方、4番打者としても3試合で12打数7安打4打点と、打撃センスの高さを示し、地元中日など他球団も注目する逸材だ。球団首脳は「ウチの将来の打線を想定しても、右でクリーンアップを打てる選手は必要になる。(堂林は)投手としてもいいが、むしろ打者としての評価が高い」と話した。

 27日にはスカウト会議が行われる予定で、堂林を含め、さらに候補者のリストアップが進められる見込み。

 [2009年5月27日10時29分

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