右足小指の骨折で離脱中のオリックスのアレックス・カブレラ内野手(37)の復帰が、最短7月上旬にズレ込むことが1日、濃厚になった。4月23日西武戦で骨折した際は全治2カ月の診断で、交流戦終盤の復帰も期待された。だが回復は当初の想定よりスローペースで、月末のリーグ戦再開時の復帰も絶望となった。

 カブレラはこの日、スカイマークで大石監督と会談。米国で5月26日(日本時間27日)に受けた精密検査の結果「骨がまだ完全にくっついていない」と現状を報告した。踏ん張ることができないため、依然バットは振れず、ランニング再開のメドも未定。「戻るのは7月初旬になってしまうかな」と残念そうに話した。

 [2009年6月2日7時8分

 紙面から]ソーシャルブックマーク