<ロッテ23-2広島>◇11日◇千葉マリン

 開いた口がふさがらないとはこのことか-。広島は2-7の6回、2番手小松が1点を奪われ、満塁の走者を残してマウンドを降りると3番手ドーマンは4安打に四死球で1死も取れずKO。4番手森も4連打に死球、失策なども重なって、1イニング15失点という不名誉なプロ野球記録を献上してしまった。1試合の失点23も、1955年(昭30)の25失点に次ぐチームワースト2位の記録。ブラウン監督は「ラグビーの試合のようだったね。今日一番疲れているのは間違いなく私だよ。ベンチで見ていてつらかった」と、歴史的大敗を苦笑いで振り返るしかなかった。

 [2009年6月12日9時36分

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