<ロッテ4-5日本ハム>◇27日◇千葉マリン

 先発陣若手の両輪の1人が、またも完全復活を確信させた。八木智哉投手(25)が、盟友ダルビッシュから受けたバトンを、しっかりつないだ。6回を3安打3失点。2本塁打を浴びたが、要所を締めた。自身の連勝記録を1つ伸ばし、プロ入り4年目で最長の「6」とした。「負けていないことが一番。負けない投手を目指している」。描く理想通りの結果を、粘投で引き寄せた。

 丁寧に低めに集めたが、ポイントでは大胆に攻めた。4点リードをもらった直後の4回、2死から大松に1発を浴び、井口を迎えた。さらに快音がつながれば、流れが逆流しかねない場面。初球から6球連続の変化球勝負でフルカウントからの7球目。コースは甘かったが、読みの裏をかくような134キロ直球で、見逃し三振を奪った。「簡単に大量点を与えなければ、流れは向こうへいかない」。

 戦況を見極め冷静に仕掛けた勝負で、勝った。3年前にはともに12勝を挙げたダルビッシュと、連日快投競演。「次はもっとしっかり投げます」と歓喜再現へ、気持ちを引き締めた。

 [2009年6月28日13時15分

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