阪神能見篤史投手(30)が無心で「G倒」に臨む。31日からの巨人3連戦(甲子園)初戦に先発予定の左腕は、前半戦最終登板となった19日の直接対決(東京ドーム)で9回2安打無失点と好投。打線が延長10回に決勝点を挙げたことで、自身に今季4勝目が転がり込んだ。首脳陣は「G倒」の切り込み隊長役に指名したが「後半戦最初の登板だし、とにかく自分の投球を心掛けるだけですよ」と気負った様子はなかった。30日は短めのダッシュなど軽めの調整で汗を流し、登板に備えた。

 [2009年7月31日10時37分

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