<楽天2-9日本ハム>◇4日◇Kスタ宮城
楽天が救援陣の乱調で完敗を喫した。7回、先発の藤原紘通投手(24)が左太もも裏のけいれんで緊急降板。2番手川岸強投手(29)がピンチを招くと、3番手有銘兼久投手(30)は1死満塁から2者連続押し出し。続くスレッジには右翼席への満塁弾を浴びた。チームは7月31日から8月2日以来の3連敗。快進撃の8月から一転、試練の出だしとなった。
顔を上げられなかった。ベンチでうつむく川岸の横に、続いて有銘が座り、またうつむいた。6回までは首位日本ハムとの粘り合い。突然のアクシデントをきっかけに、惨劇が始まった。守備陣の乱れも重なった。7回無死から左翼線の飛球を、中村真が追い損ねた(記録は二塁打)。捕手の嶋も犠打野選でピンチを広げた。橋上ヘッドコーチも「まだまだ課題が多い」と、自滅での完敗を悔やんだ。
4位西武が敗れ2ゲーム差は保たれた。試合後、山崎武は選手全員を集め「ただの3連敗だろ。いい時も悪い時もみんなでやってきた。やっとCSを狙えるところまで来たんだから、あきらめず自分のやるべきことを果たそう」と気合を入れた。悲願達成へ落ち込んでいるひまはない。今はただ、目の前の勝利に全力を尽くす時だ。【小松正明】
[2009年9月5日8時44分
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