日本ハム・ダルビッシュ有投手(23)の次戦登板は本人判断に委ねられる。強行登板で6回2失点の好投から一夜明けた2日、チームとともに東京入り。主力野手らと同様に東京ドームでの練習には参加せず休養に充て、自身のブログで「体は思ったよりいい状態です!

 いやぁ~昨日のピッチングフォームはなめてましたね(笑)」などとつづった。

 移動途中で、梨田監督の「(体は)張っているか」の確認に「多少張ってます」と返答。左臀部(でんぶ)痛など体調は万全ではなく、力投の影響が心配されるが、中垣チーフトレーナーは「明日動いてみないと分からないが、本人も工夫してやっているので」と話していた。

 今後について、厚沢投手コーチは「可能性がある限りはやっていく。チーム状況もあるが3、4日は様子を見てから」と見通しを口にした。慎重な姿勢に変わりはないが、他の投手を準備させる“保険”も考えながら、本人のゴーサインを待つ方針だ。

 [2009年11月3日10時13分

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