真弓明信監督(56)が「攻めダルマ」になる!
開幕1軍登録選手が24日に発表された。4番金本を中心とした開幕オーダーは強力だが、バックアップ要員も充実。攻撃では矢野、狩野、浅井の右打者が相手に脅威を与え、代打の神様・桧山もいる。就任から唱えてきた代走や守備のスペシャリストとして、大和と藤川俊が初の開幕1軍スタートを果たした。指揮官は「試合状況に応じてね…」と攻めの選手起用をほのめかした。
開幕ダッシュには攻めの姿勢が必要だ。オープン戦で先発陣が不安を残したが、それをカバーできる攻撃力がある。さらに藤川を筆頭に、7人のリリーフ陣は他球団なら十分に勝ちゲームで投げられる人材がそろっている。攻守ともに、早めにベンチが動くことは可能だ。真弓監督は「開幕ダッシュすると言っているから、全試合勝つくらいの気持ちでいかないと」と話す。4月6日からの巨人3連戦までに9連勝を狙っている。とにかく序盤の戦いに全力を尽くす構え。26日の横浜戦(京セラドーム大阪)はベンチに入る27人のスクランブル態勢で、先手必勝を期す。【田口真一郎】
[2010年3月25日11時56分
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