ソフトバンクの新外国人候補、マイケル・オルムステッド投手(22=メッツ1A)とJ・D・ダービン投手(28=ドジャース3A)が18日、入団テストを受けた。福岡ヤフードームで王貞治球団会長(69)、秋山幸二監督(48)らが見守る中で2投手は、1、2軍打者を相手に登板。オルムステッドは最速147キロの直球を武器に9打者に対し、安打性の打球はなく、6奪三振。ダービンは直球の最速が149キロを計測し、11打者に対して安打性2本、4奪三振だった。

 王会長は「(2投手とも)球が重そうだった。力があった」と評価。秋山監督も「球が速いし、強い。カウントを取る制球力もありそう」と話した。両投手は19日以降にメディカルチェックを受ける予定。合否については近日中に伝えられる。ただ、チームはロベルト・ペタジーニ内野手(38=韓国LG)を獲得したことで、支配下選手が69人。2選手とも合格し、条件面での交渉がクリアされても、育成契約が濃厚。

 [2010年4月19日10時54分

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